線幅1pt未満は要注意!シルクスクリーン入稿の落とし穴
「データは完璧に作ったはずなのに、仕上がったプリントを見ると細い部分が潰れていた…」
そんなトラブルはシルクスクリーンプリントでは珍しくありません。
パソコンの画面上では綺麗に見えていても、実際のプリントでは再現できる細さや間隔に限界があります。
今回は、シルクスクリーンプリントで潰れやすいデザインの特徴と、入稿時に気を付けたいポイントをご紹介します。
目次
1. シルクスクリーンでデザインが潰れる理由
シルクスクリーンプリントは、版を作成し、その版を通してインクを生地へ刷り込むプリント方法です。
そのため、どんなに高精細なデータであっても、版として再現できる細さには限界があります。
細すぎる線や狭すぎる隙間は、
- 版の作成時に再現できない
- インクが広がって埋まる
- プリント時にかすれる
といった原因で、デザインが潰れてしまうことがあります。
2. 潰れやすいデザインの特徴
特に以下のようなデザインは注意が必要です。
極端に細い線
髪の毛のような細いラインや、細かな装飾線は再現が難しい場合があります。
小さな文字
サイズの小さい文字は、文字内部の空間が埋まってしまい、読みにくくなることがあります。
密集した模様
線と線の距離が近いデザインや、細かなパターンが詰まったデザインは潰れやすくなります。
細かいロゴやイラスト
縮小して使用するロゴやイラストは、細部が再現できなくなる場合があります。
3. 線の太さは最低1ptが目安
シルクスクリーンプリントでは、
最低でも1pt(約0.35mm)以上の線幅
を確保することをおすすめしています。
1pt未満になると、
- 線が欠ける
- 一部が消える
- プリント後の耐久性が低下する
といったリスクが高くなります。
特に小さなデザインを胸や袖へプリントする場合は、細部まで確認することが大切です。
4. 間隔(余白)も重要
線の太さだけでなく、線同士の間隔も重要です。
例えば、
- 文字の隙間
- 模様の間隔
- 線と線の距離
が狭すぎると、インクが入り込んで一体化して見えてしまうことがあります。
こちらも目安として、
最低1pt程度の余白
を確保すると、綺麗な仕上がりになりやすくなります。
5. 入稿前に確認したいポイント
データ作成時には以下をチェックしてみてください。
□ 線幅が1pt以上あるか
□ 細かい文字を使いすぎていないか
□ 線と線の間隔が十分にあるか
□ ロゴやイラストを小さくしすぎていないか
□ プリントサイズで実寸確認したか
画面上では問題なく見えていても、実際のプリントサイズで確認すると細すぎる部分が見つかることがあります。
まとめ
シルクスクリーンプリントでは、細すぎる線や狭すぎる間隔のデザインは潰れてしまう可能性があります。
綺麗な仕上がりにするためには、
- 線幅は最低1pt以上
- 余白も最低1pt程度確保
- 実寸サイズで確認
を意識することが大切です。
不安な場合は、入稿前にプリント会社へ相談することでトラブルを防ぐことができます。
せっかく作ったデザインを理想通りに仕上げるためにも、データ作成の段階で再現性を意識してみましょう。
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