シルクスクリーンは何枚からお得?DTFとの価格分岐点を10枚・30枚・100枚で創業40年以上のプリント屋が徹底比較!

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2026.10.08

オリジナルTシャツやロンTを作るとき、「シルクスクリーンとDTFは、結局どちらが安いの?」と迷うことがあります。

今回の料金条件で比較すると、1色なら10枚、2色なら24枚、3色なら51枚からシルクスクリーンのほうが安くなります。

4色の場合は少し特殊で、75〜100枚ではシルクスクリーンが安くなりますが、101枚からDTFの単価が下がるため一度逆転します。その後、134枚以上になると再びシルクスクリーンのほうが安くなります。

つまり、「シルクは大量注文向け」「DTFは小ロット向け」と単純に分けるのではなく、注文枚数×色数で比較することが重要です。

今回はTOOGUで取り扱っているUnited Athle 5011-01 ロングスリーブTシャツを使用する想定で、シルクスクリーンとフルカラーシートプリント(DTF)の価格を比較します。

目次

1. シルクスクリーンとDTFの比較条件 2. シルクスクリーンは何枚から安くなる? 3. 10枚ならどちらがお得? 4. 30枚ならどちらがお得? 5. 100枚ならどちらがお得? 6. 色数による価格差と選び方 7. FAQ

1. シルクスクリーンとDTFの比較条件

今回はDTFのプリントサイズを「大」に統一して比較します。

プリント方法条件単価
DTF・大〜100枚800円/枚
DTF・大101〜500枚600円/枚

シルクスクリーンは色数によってプリント単価が変わり、さらに通常サイズの版代5,000円×色数を加えて計算します。

つまり、1色なら版代5,000円、2色なら10,000円、3色なら15,000円、4色なら20,000円です。

シルクスクリーン=枚数×プリント単価+版代
DTF=枚数×DTF単価

今回は同じ5011-01を使用するため、ボディ代は両方に共通します。そのため、どちらがお得かを判断する比較ではプリント料金のみを使用しています。実際の注文総額には別途ボディ代が加わります。

2. シルクスクリーンは何枚から安くなる?

まず、価格の分岐点だけを見ると次の結果になります。

色数シルクが安くなる最初の枚数
1色10枚から
2色24枚から
3色51枚から
4色75枚から ※

※4色は75〜100枚ではシルクスクリーンが安くなります。しかし101枚からDTFが800円/枚から600円/枚へ下がるため、101〜133枚では再びDTFが安くなります。134枚以上になるとシルクスクリーンが再逆転します。

このように、単純に「○枚以上ならシルク」と決めるのではなく、料金区分と色数まで確認する必要があります。

3. 10枚ならどちらがお得?

10枚の場合、DTFは800円×10枚で8,000円です。

プリント方法10枚の料金
DTF・フルカラー8,000円
シルク1色7,500円
シルク2色14,800円
シルク3色21,800円
シルク4色28,500円

意外に思われるかもしれませんが、1色なら10枚の時点でシルクスクリーンのほうが500円安くなります。

一方、2色以上では版代の影響が大きいため、10枚ならDTFのほうが安くなります。

10枚なら、1色デザインはシルク、2色以上やフルカラーデザインはDTFが価格面で有利という結果です。

4. 30枚ならどちらがお得?

30枚の場合、DTFは800円×30枚で24,000円です。

プリント方法30枚の料金DTFとの差
DTF・フルカラー24,000円−
シルク1色11,000円13,000円安い
シルク2色21,400円2,600円安い
シルク3色31,200円7,200円高い
シルク4色41,000円17,000円高い

30枚になると、1色だけでなく2色でもシルクスクリーンのほうが安くなります。

特に1色ではDTFより13,000円安くなるため、会社名やチーム名、単色ロゴなどを30枚プリントする場合はシルクスクリーンの価格メリットが大きくなります。

一方、3色・4色では30枚の段階ではDTFのほうが安くなります。

5. 100枚ならどちらがお得?

100枚の場合、DTFは800円×100枚で80,000円です。

プリント方法100枚の料金DTFとの差
DTF・フルカラー80,000円−
シルク1色20,000円60,000円安い
シルク2色38,000円42,000円安い
シルク3色55,000円25,000円安い
シルク4色73,000円7,000円安い

100枚では、今回比較した1〜4色すべてでシルクスクリーンのほうが安くなります。

特に1色では60,000円の差が出ます。同じデザインでスタッフウェア、イベントウェア、チームウェアなどをまとまった数量制作する場合、色数が少なければシルクスクリーンの価格メリットは大きくなります。

ただし4色では差が7,000円まで縮まります。色数が増えるほど版代も増えるため、100枚だから必ずシルクが圧倒的に安いとは限りません。

6. 色数による価格差と選び方

今回の比較から分かるのは、シルクスクリーンの価格を判断するときは枚数だけでなく色数も重要ということです。

1色なら10枚、2色なら24枚、3色なら51枚と、色が増えるほどシルクスクリーンが有利になる分岐点は後ろへ移動します。

これはシルクスクリーンでは基本的に色ごとに版が必要になるためです。

一方、今回比較しているDTFはフルカラーシートプリントのため、写真やグラデーション、多色のイラストでも色数によってプリント料金が増える方式ではありません。

少ない色数で同じデザインを多く作るならシルクスクリーン、色数が多いデザインや写真・グラデーションを使うならDTFという考え方がひとつの目安になります。

プリント方法そのものの特徴については、プリントについてもあわせてご確認ください。

初めてオリジナルウェアを注文する場合は、初めての方へで注文前のポイントをご確認いただけます。

今回の結論は、10枚なら1色シルク、30枚なら1〜2色シルク、100枚なら1〜4色すべてシルクが価格面で有利です。ただし、最終的には枚数・色数・デザインの内容を合わせてプリント方法を選ぶことが大切です。

7. FAQ

Q1. シルクスクリーンは何枚から安くなりますか?

今回の料金条件では、1色なら10枚、2色なら24枚、3色なら51枚からDTF「大」より安くなります。4色では75〜100枚でシルクスクリーンのほうが安くなります。

Q2. 10枚でもシルクスクリーンを選ぶメリットはありますか?

あります。1色プリントなら、10枚の場合は版代を含めて7,500円、DTFは8,000円となるため、シルクスクリーンのほうが500円安くなります。

Q3. 30枚ならシルクとDTFのどちらがお得ですか?

価格だけで比較すると、1色・2色ならシルクスクリーン、3色・4色ならDTFが安くなります。30枚では2色シルクが21,400円、DTFが24,000円です。

Q4. 100枚ならシルクスクリーンのほうが安いですか?

今回比較した1〜4色では、100枚ならすべてシルクスクリーンのほうが安くなります。1色ではDTFより60,000円、4色でも7,000円安くなります。

Q5. なぜ4色は101枚になるとDTFのほうが安くなるのですか?

DTFの単価が100枚までは800円/枚ですが、101枚から600円/枚へ下がるためです。4色シルクは75〜100枚では安くなりますが、101〜133枚ではDTFが安くなり、134枚以上で再びシルクスクリーンが安くなります。


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