オリジナルパーカーの作り方|プルオーバーとジップパーカーの違い、プリント位置まで解説
オリジナルパーカーを作成するときは、プルオーバーとジップパーカーの違いだけでなく、生地の厚さやプリント位置も確認することが大切です。特にフード・ポケット・ファスナーの位置によって、デザインを印刷できる範囲や着用時の見え方が変わります。
この記事では、秋冬のチームウェアやスタッフウェア、オリジナルブランドのパーカーを検討している方に向けて、形状・生地・プリント方法の選び方から注文前の注意点まで解説します。
目次
1. オリジナルパーカーを作る前に決めたい3つのこと 2. プルオーバーとジップパーカーの違い 3. 生地の厚さ・裏パイル・裏起毛の選び方 4. パーカーのプリント位置と注意点 5. パーカーに合うデザインとプリント方法 6. 注文手順と失敗を防ぐポイント 7. まとめ 8. よくある質問
オリジナルパーカーを作る前に決めたい3つのこと
デザインを考える前に、着用目的・生地・印刷位置を整理しておくと、商品選びやデータ修正がスムーズになります。
着用する場面を決める
クラスやサークルのおそろい用、店舗スタッフの制服、販売用のアパレル商品など、目的によって適した形状は変わります。日常的に脱ぎ着するならジップタイプ、前面のデザインを目立たせるならプルオーバーが候補です。
季節に合う生地を選ぶ
秋口の屋内利用や重ね着には裏パイル、冬の屋外イベントには裏起毛など、着用環境に合わせて選びましょう。オンスの数字だけでは暖かさを判断できない点にも注意が必要です。
デザインを入れたい位置を決める
胸中央に大きく入れるのか、左胸に小さなロゴを置くのか、背面を主役にするのかを考えます。パーカーはフードやポケットがあるため、Tシャツと同じ位置に印刷できるとは限りません。
プルオーバーとジップパーカーの違い
パーカーは大きく分けて、頭からかぶる「プルオーバー」と、前面のファスナーで開閉する「ジップ」の2種類があります。
| 比較項目 | プルオーバー | ジップパーカー |
|---|---|---|
| 着脱 | 頭からかぶる | 前を開いて羽織れる |
| 前面プリント | 中央に大きく配置しやすい | ファスナーを避けて配置 |
| 温度調整 | 脱ぎ着が中心 | 前を開いて調整しやすい |
| 向いている用途 | クラス・チーム・販売用 | スタッフ・普段使い |
プルオーバーは胸中央の大きなデザインに
前中央にファスナーがないため、ロゴやイラストを一体で配置しやすい形状です。ただし、カンガルーポケットがある商品では、ポケット上端とプリントの距離を確認する必要があります。
ジップパーカーは左胸ロゴと背面デザインに
ファスナーをまたぐ一体のプリントは、段差があるため通常の加工では難しくなります。左右どちらかの胸にロゴを置き、背面に大きなデザインを入れる組み合わせなら、着脱のしやすさと見栄えを両立できます。
生地の厚さ・裏パイル・裏起毛の選び方
商品名にある「オンス(oz)」は生地の単位面積あたりの重さを示す指標で、数値が大きいほど一般に厚手・重量感のある生地になります。ただし、暖かさは素材や裏面の加工にも左右されます。
| 比較項目 | 裏パイル(裏毛) | 裏起毛 |
|---|---|---|
| 生地の裏面 | ループ状の編み目 | 起毛した柔らかな表面 |
| 着用感 | 比較的さらっとした感触 | ふんわりした感触 |
| 使いやすい場面 | 秋・春・屋内・重ね着 | 冬・屋外・防寒重視 |
TOOGUで選べるパーカーの例
10.0オンス プルオーバーパーカー[5214-01]は、United Athleの綿100%・裏パイルの商品です。カンガルーポケットと二重仕様のフードが特徴で、前面にロゴを入れたい方にも候補になります。
8.0オンス ヘビーブレンドプルオーバーパーカー[GL18500]は、GILDANの綿ポリ混・裏起毛の商品です。冬向けのチームウェアなど、柔らかな着心地を重視する場合の候補になります。
商品選びでは、生地の裏面や厚さに加え、サイズ表・カラー展開・実際の着用シルエットも確認しましょう。
パーカーのプリント位置と注意点
パーカー制作では、平置きのデザイン案だけで判断しないことが重要です。フード・紐・ポケット・ファスナーは、印刷時の段差になるだけでなく、着用後にデザインを隠すこともあります。
| 位置 | 向いているデザイン | 注意点 |
|---|---|---|
| 胸中央 | 大きなロゴ・イラスト | ファスナー・ポケット |
| 左胸・右胸 | 店名・ワンポイント | 紐・ファスナー |
| 背面 | チーム名・大判デザイン | フードで隠れる範囲 |
| 袖 | 短い文字・小さなロゴ | 縫い目・リブ |
| ポケット | 小さなワンポイント | 段差・縫製位置 |
| フード | 短いロゴ・装飾 | 二重生地・縫い目 |
胸元はファスナーとフードの紐に注意
プルオーバーは胸中央に大きなプリントを配置しやすい一方、ジップパーカーではファスナーを避けた左右の胸が基本的な候補です。フードの紐が文字に重ならないかも着用状態で確認しましょう。
背面はフードを下ろした状態で確認
平置きではきれいに見えるロゴも、フードを下ろすと上部が隠れる場合があります。特にチーム名や会社名を背面上部に置く場合は、フードの重なる範囲を考えて位置を決めることが大切です。
ポケット周辺は生地の段差に注意
カンガルーポケットの縫い目や生地が重なった部分では、圧力を均一にかけにくく、プリント位置が制限される場合があります。TOOGUではポケットプリントのオプションがありますが、すべてのパーカーで希望位置に印刷できるとは限りません。
袖とフードは事前に加工可否を確認
袖は縫い目やリブ、フードは曲面や二重生地が影響します。印刷できる位置・大きさは商品とプリント方法によって異なるため、デザインを確定する前に確認してください。
パーカーに合うデザインとプリント方法
同じロゴでも、色数・枚数・素材・印刷位置によって適した加工方法は変わります。
シルクスクリーンプリント
版を使ってインクを刷る方法です。少ない色数のロゴを同じデザインでまとまった枚数制作するときに候補になります。初回は版代が必要で、色数や印刷箇所によって費用が変わります。
インクジェットプリント
生地へ直接インクを吹き付ける方法です。写真やグラデーションを使うデザインの候補になりますが、商品素材や生地色などにより対応条件が異なります。
DTFプリント
デザインをシートに出力し、熱で圧着する方法です。フルカラーの絵柄や個別の背番号などにも向いています。TOOGUのオンラインデザイン入稿プランでは、フルカラーシートプリントを使用します。
各方式の特徴はプリントについてをご確認ください。
注文手順と失敗を防ぐポイント
まず商品・カラー・サイズ・枚数・印刷範囲・印刷方法を選択して注文します。注文後にデータを入稿し、TOOGUから案内される校正紙で仕上がりイメージを確認します。校了後は変更できないため、プリント位置や文字の誤りまでチェックしてください。
TOOGUでは自社工場で印刷を行い、完成した製品をスタッフが目視でチェックしています。印刷位置に迷う場合は、デザイン校了前に確認しましょう。
注文前には、次の点を確認しておくと安心です。
なお、TOOGUの「最短2営業日発送」の案内はパーカー類を対象外としています。秋冬のイベントで使用する場合は、希望納期を早めに確認してください。注文後の工程はご注文の流れをご覧ください。
まとめ
オリジナルパーカーを作るなら、胸中央に大きくプリントしやすいプルオーバーか、羽織りやすいジップタイプかを用途で選びましょう。生地はオンスだけでなく裏パイル・裏起毛の違いも重要です。
何より、フードで隠れる背面、ファスナーのある前面、段差があるポケット周辺など、実際に着用した状態を想定してプリント位置を決めることが仕上がりの満足度につながります。
よくある質問
前面の大きなデザインを重視するならプルオーバー、脱ぎ着のしやすさを重視するならジップパーカーが候補です。
ファスナーの段差があるため、通常の方法では難しい場合があります。左右の胸や背面への配置を検討し、加工可否を事前に確認してください。
商品や印刷方法によります。二重生地や縫い目、段差の影響があるため、希望箇所を指定して相談してください。
オンスだけで暖かさは決まりません。素材や厚み、裏パイル・裏起毛などの加工を合わせて比較しましょう。
少部数で注文できる商品がありますが、条件は商品・印刷方法によって異なります。無地商品代とは別に印刷料金が発生するため、注文ページで確認してください。
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